memo

Welcome to Underground

すべての原付の光 著・天沢時生 読了

そうそう俺が描きたいのはこういうもんなんだよ!
というサイコーに荒唐無稽なSFかつ娯楽作品でした。
作者自身とゆかりある、例えば生まれた土地、地方
片田舎特有の妙なしきたりとかそんなんを
娯楽作品に落とし込むネタすごい好きなんで
最初の話からぶっ飛んでるなー&こんなんもう面白いに決まってるやんってドンドン読み進めてしまった。
決してヤンキー描写にアキラくんを投影したわけではない
あともう隠す気のない某ディスカウトショップネタを
少年漫画風に表現する技量もええなーと思いました。
馬鹿馬鹿しい話のネタで人情や人としての意思を描いた、良い作品でしたね。

ババヤガの夜 著・王谷晶 読了

ニュースで話題になっていたので、
普段こういう話題作には飛び付かんと考えている人間なので自分でこのチョイスは珍しいとは思う。
作者の経歴が興味深く、エッセイの地の文がすごく面白い人だな〜、読ませる人だなと思って買った感の方が強いかも。
エッセイの方も買おうか検討中。
唐突に始まる刃牙、タフリスペクトのスカッとした漫画表現の暴力表現があっていつ猿空間に引き摺り込まれるかハラハラしたね。
結構ページあるのかな?と思ったけどサクサク読み進められる文だった。電子書籍だとそうなのかな?
1日半で読み終えれたのでもう少し二人の描写多い方が良かったかも?
ああでもくどくなるし、きっとあっさりした関係なのが
依子と尚子の良さだと思うんできっと俺の考え蛇足だわ。
サクッと読めるんで今年の読書感想文これで決めろ!